声優・津田健次郎、AI音声模倣でTikTokを提訴 パブリシティ権侵害巡る初の訴訟に注目

人気声優の津田健次郎さんが、自身の低音ボイスを生成AIで無断模倣した動画が動画共有アプリ「TikTok」上に公開されているとして、運営会社を相手取り動画の削除を求める訴訟を東京地方裁判所に提起しました。この訴訟は、生成AIによる声の無断利用を巡るものとしては国内初とみられており、その司法判断に大きな注目が集まっています。

訴状によれば、2024年7月以降、TikTok上で氏名不詳のアカウントが生成AIを用いて津田さんの声を模倣したナレーション付き動画を投稿しており、津田さんはこれを「パブリシティ権の侵害」と主張しています。津田さんの代理人は、TikTok側が削除要請に応じなかったため、今回の提訴に至ったと説明しています。

このニュースに対し、SNS上では津田健次郎さんへの強い支持が表明されています。多くのユーザーは「津田健次郎のボイスが普遍的なわけねぇだろ」「津田健次郎の声が普遍的な男性の声なわけないやろ」などと、津田さんの声の特異性と個性を強調し、模倣動画への反論として一部で語られる「普遍的な男性の声」という主張を強く否定しています。

また、「バンバン行って下さいなと。他の大手声優さんもガンガンいきましょ。若手が苦労しないように」といった声が上がるなど、今回の訴訟が他の声優やコンテンツクリエイターの権利保護における重要な先例となることへの期待も高まっています。実際、津田さんだけでなく、ひろゆきさんやマツコ・デラックスさんなど、他の著名人の声の模倣動画や広告が横行しているとの指摘もあり、生成AIが引き起こす新たな権利侵害問題の広がりが浮き彫りになっています。

被告側からは「友人の声を生成AIに学習させて使用したもの」との反論も報じられていますが、これに対しても「友人ならギャラ渡してナレーションして貰えばいいだろ。どこにAI学習させる必要があるんだよ」と、その合理性を問う声が多数寄せられています。生成AIの急速な進化に伴い、個人の肖像権やパブリシティ権、著作権など、様々な権利侵害が問題となる中で、今回の司法の判断は、今後のAIと権利のあり方を定める上で極めて重要な意味を持つとみられています。

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