「猛暑」を超える危険な暑さ、40℃超えの名称を気象庁が公募開始 国民の声で新呼称へ
気象庁は、最高気温が40℃を超える日に対し、新たな名称を設けるための国民アンケートを開始しました。近年、記録的な猛暑が続く中、「猛暑日」(35℃以上)を超える危険な暑さが常態化しつつあり、国民の命を守るための危機意識の醸成が急務とされています。
現在の気象用語では、最高気温が25℃以上を「夏日」、30℃以上を「真夏日」、35℃以上を「猛暑日」と定義しています。しかし、40℃に達するような酷暑は、従来の「猛暑」という言葉ではその危険性を十分に伝えきれないとの声が多く上がっています。SNS上では「猛暑じゃ足りない」「今日は危ない日だって一発で伝わる名称がいい」「本当に命を守るための呼び方にしてほしい」といった切実な意見が多数寄せられています。
アンケートでは、候補として「炎暑日」「劇暑日」「激暑日」「厳暑日」「酷暑日」「極暑日」「甚暑日」「盛暑日」「超猛暑日」などが提示されています。中でも「酷暑日」は日本気象協会が既に独自に命名していることから、有力視されています。また、「極暑日」を推す声も多く、「酷」の字が持つネガティブなイメージを避けたいという意見や、既存の気象用語との相性を指摘する意見も見られます。「灼熱日」もインパクトの強さから注目を集めています。
一方で、「外出たら死ぬデー」「外出禁止日」「出勤/登校禁止日」といった、極端ながらも現状の深刻さを表すユニークな声も挙がり、国民が抱く危機感の深さを示しています。また、「夏日の定義を30℃、真夏日を35℃、猛暑日を40℃に引き上げれば良い」といった既存の定義見直しを求める意見や、「わざわざ名前をつけず、単に『40℃を超えました』で十分」とする意見、さらに「『〇〇暑日』系では命を守るための行動を促すには不十分で、『暑害』や『熱災』のような災害を示す言葉がふさわしい」といった本質的な議論も展開されています。
気象庁は、この新たな名称が熱中症予防や災害対策に繋がり、国民の行動変容を促すことを期待しています。アンケートは3月29日まで実施されており、国民一人ひとりの意見が、今後の日本の夏の呼び方を変える可能性を秘めています。
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