簗農水相の予算巡る発言で批判拡大、自民党内からも「辞任不可避」の声強まる
過去の選挙で自身を支援しなかった首長を抱える自治体に対し、道路予算を「大幅にカットした」などと語った簗和生農林水産相の発言を巡り、政権内外で批判の波が急速に広がっている。野党各党からの追及に加え、与党・自民党内からも「辞任不可避」「早く引導を渡すべきだ」との指摘が相次ぎ、簗氏を巡る事態は収拾の見通しが立たない状況に陥っている。
問題視されているのは、簗氏が衆院選支援の有無によって行政予算の配分を左右したかのように受け取れる言動だ。公費の配分を巡る恣意的な発言に対し、SNS上では「権力の私物化だ」「到底看過できない」といった批判が殺到。これに加えて公職選挙法違反の疑いなど関連疑惑も取り沙汰され、反発が一段と強まった。
当初は事態の鎮静化を図る構えだった政権側だが、与党内からも「国交省に問い合わせた時点でアウトだ」「傷が広がる前に更迭すべきだ」など、厳しい声が公然と漏れ始めている。日本維新の会の吉村洋文代表が記者団に対し「多くの国民が納得できる状態になっていない」と説明不足を指摘するなど、他党からの風当たりも厳しさを増す一方だ。
政府・与党幹部の一部にはなお事態の推移を見守る姿勢もあるものの、支持率への影響を懸念する党内からは「追い込まれるのは時間の問題」との見方が大勢を占めつつある。任命責任を問う声が高市早苗首相に向かう中、政権は重大な判断を迫られている。
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