ガソリン補助縮小巡る「支援慣れ」発言報道に批判殺到 SNSで物議「誰のための税金か」
政府によるガソリン補助金の縮小方針を巡り、官邸関係者がその理由として「消費者の『支援慣れ』」や「ありがたみを感じてもらうため」などと説明したとする報道が広がり、SNSを中心に波紋を広げている。 報道が伝えた発言内容によると、官邸幹部らが「消費者に支援慣れされてしまい、やる意味がない状態になっていた」「補助が行われていることを認識していない人も多い」として、施策を縮小することで支援のありがたみを再認識させるといった趣旨を語ったとされる。これに対し、X(旧Twitter)では「支援慣れ」がトレンド入りするなど、利用者の間で反発の声が急速に広がった。 SNS上では、「国民の税金を原資とする政策に対して『ありがたみ』を求めるのは筋違い」「上から目線の施しのような物言いに違和感を覚える」といった怒りの投稿が相次いだ。また、物価高や冬場の灯油価格上昇への懸念が続く中、「一時的な補助金ではなくガソリン税の暫定税率廃止や消費税減税など、抜本的な負担軽減策を優先すべきだ」とする意見も多く見られた。 一部では「長期的な補助金投入による財政負担や市場メカニズムの歪みを考えれば、縮小はやむを得ない」と理解を示す見方もあるものの、発言の真意や姿勢を疑問視する声が大半を占めている。物価高対策の実効性と説明責任のあり方を巡り、政権への視線は一段と厳しさを増しそうだ。