【訃報】通算3085安打の金字塔・張本勲さん死去 86歳 「喝!」で親しまれた球界のレジェンド悼む声
日本プロ野球史上唯一となる通算3085安打の金字塔を打ち立てた張本勲(本名・張勲=チャン・フン)さんが、86歳で死去したことが報じられました。球界屈指の大打者として名を馳せ、引退後も辛口ながら愛情あふれる解説で幅広い世代に親しまれた大功労者の旅立ちに、SNS上では驚きと追悼の声が広がっています。
前人未到の記録を残した「安打製造機」
広島県出身の張本さんは、幼少期に広島で被爆し、右手火傷の後遺症など幾多の困難を乗り越えてプロ野球の世界へ飛び込みました。1959年に東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)へ入団後、卓越したバットコントロールを武器に新人王を獲得。その後も巨人の背番号「10」やロッテオリオンズなどで主軸打者として活躍しました。
日本プロ野球歴代1位となる通算3085安打をはじめ、通算504本塁打、通算打率.319、首位打者7回など、数々の圧倒的な記録を残して1990年に野球殿堂入り。日本球界を代表する名打者としてその名を歴史に刻みました。
「喝!」と「あっぱれ!」でお茶の間に定着
現役引退後は野球解説者として精力的に活動。TBS系情報番組『サンデーモーニング』のスポーツコーナー「週刊御意見番」では、故・大沢啓二さんとの名コンビでお茶の間の人気を集めました。好プレーには「あっぱれ!」、緩慢なプレーや不甲斐ない結果には容赦なく「喝!」を浴びせる歯に衣着せぬ物言いは、番組の名物として長年親しまれました。
SNSに広がる感謝と哀悼の輪
訃報が伝わると、X(旧Twitter)では「張本さん」が瞬く間にトレンド入りしました。投稿では「大沢親分との喝を楽しみに観ていたのが懐かしい」「日曜朝の風物詩だった」と番組での姿を懐かしむ声のほか、「改めて数字を見ると異次元のレジェンド」「無駄のない美しい打撃フォームに憧れた」と現役時代の偉大な実績を称える声が溢れました。
また、自身の被爆体験を語り継ぎ、平和の大切さを訴え続けた一面に敬意を表する投稿も数多く見られます。昭和から平成、令和のスポーツ界を見守り続け、時に厳しく、時に温かくアスリートを激励してきた巨星の逝去に、多くの人々が静かに祈りを捧げています。
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