「ルパン三世」音楽の生みの親、作曲家の大野雄二さん死去 84歳
アニメ「ルパン三世」のテーマ曲などで知られる作曲家でジャズピアニストの大野雄二(おおの・ゆうじ)さんが、5月4日に老衰のため死去していたことが分かった。84歳だった。5月13日、公式SNSなどを通じて発表された。
大野さんは静岡県熱海市出身。慶應義塾大学在学中からジャズピアニストとして活動を開始した。1977年にアニメ「ルパン三世」の音楽を担当し、ジャズやフュージョンの要素を取り入れたスタイリッシュなサウンドを確立。同作のメインテーマは、今なお世代を超えて愛される日本のアニメ音楽の金字塔となっている。
活動の幅は広く、映画「犬神家の一族」「人間の証明」「野性の証明」などの角川映画全盛期の劇伴から、NHKの紀行番組「小さな旅」のテーマ曲「光と風の四季」、さらには「24時間テレビ」の初期テーマ曲や「スペースコブラ」「キャプテンフューチャー」といったアニメ、特撮作品の「星雲仮面マシンマン」「五星戦隊ダイレンジャー」など、数多くの名曲を世に送り出した。
近年も「Yuji Ohno & Lupintic Five」や「You & Explosion Band」として精力的にライブ活動を行い、ジャズの普及と発展に大きく貢献した。SNS上では、突然の訃報に「ルパンの音楽といえば大野さんだった」「あの天才的な旋律がもう生まれないと思うと悲しい」「ライブで楽しそうに演奏する姿が忘れられない」と、多くのファンから惜しむ声と感謝の言葉が寄せられている。
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