バット直撃の川上審判員、一般病棟へ転出も意識回復せず NPBが現状を報告

日本野球機構(NPB)は30日、試合中に打者のバットが頭部を直撃し、緊急手術を受けて入院していた川上拓斗審判員(30)の容体について、集中治療室(ICU)から一般病棟へ移ったことを発表しました。依然として意識は回復していないものの、懸命な治療とリハビリが続けられているとのことです。

事故は試合中のアクシデントで発生しました。打者のフォロースルーで手から離れたバットが、球審を務めていた川上審判員の側頭部を直撃。川上審判員はそのまま救急搬送され、急性硬膜下血腫などの疑いで緊急手術を受けていました。今回の一般病棟への移動に対し、SNS上では「一歩前進」と捉える声がある一方で、意識が戻らないままの転棟という事実に、長期療養や後遺症を危惧する声も多く上がっています。

ネット上では、審判歴8年目という若き審判員の回復を願う「#川上審判員」などのタグが広がり、「奇跡が起きてほしい」「人生のジャッジをセーフにしてほしい」といった切実な祈りが寄せられています。また、同種の事故が相次いでいることから、打者のバットの取り扱いや審判員の防具など、安全対策の徹底を求める意見も噴出しています。

NPBは「一日も早い回復を心より願っております」とコメントしており、今後も医療機関と連携しながら容体を見守っていく方針です。球界全体が、若き審判員の意識回復を固唾を飲んで見守っています。

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