名馬ダイワメジャーが永眠、25歳で天寿全う G1・5勝、マイル王の激走は語り継がれる
2000年代の競馬シーンを彩った名馬、ダイワメジャーが1月20日、25歳で永眠した。老衰のためという。現役時代はG1レース5勝を挙げ、「マイルの絶対王者」として多くのファンを魅了。種牡馬としても活躍馬を多数輩出し、その血は現代競馬に脈々と受け継がれている。
ダイワメジャーは2004年にデビュー。皐月賞を制覇した後、呼吸疾患による不振を乗り越え、見事な復活を遂げた。2006年には天皇賞・秋とマイルチャンピオンシップを制し、JRA賞最優秀短距離馬に選出。翌2007年には安田記念とマイルチャンピオンシップを連覇し、再びJRA賞最優秀短距離馬の栄誉に輝いた。有馬記念では妹ダイワスカーレットとともに兄妹そろって馬券圏内に入る活躍を見せるなど、マイルだけでなく中距離でもその強さを示した。
現役時代の彼の走りを語る上で欠かせないのが、その勝負根性だ。ファンからは「叩き合いで並びかけられてからのあの根性は忘れられない」といった声が聞かれ、その粘り強い走りは多くの競馬ファンの心に刻まれた。主戦騎手の一人、安藤勝己氏も「阿吽の呼吸」「安心して乗れる頼もしく大好きなパートナー」と語り、深い絆で結ばれていたことをうかがわせる。
引退後は種牡馬として成功を収め、数々の活躍馬を輩出した。産駒は早熟傾向にあると言われる中で、ドンフランキーやアスコリピチェーノのように古馬になってからも活躍を見せる馬も現れ、父の「丈夫で元気」な血を伝えた。多くのファンが自身の出資馬にも「古馬になっても」と期待を寄せるほど、産駒への影響力も大きかった。
また、奇しくもダイワメジャーの死の直前には、彼と因縁深い名牝ダンスインザムードもこの世を去っていた。SNS上では「ダンスインザムードを追いかけてダイワメジャーが行ってしまった」「最期の最期までどっちのほうが長生きするか勝負していたのかと思うとアツい」といった声が上がり、二頭の間にあった深い物語に思いを馳せるファンも多かった。
ドラマティックな競走生活と、種牡馬としての貢献。ダイワメジャーは、まさに「名馬」と呼ぶにふさわしい生涯を駆け抜けた。多くの感動と興奮を与えてくれた栗毛の勇姿に、心からの感謝と哀悼の意が捧げられている。
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