紙の保険証復活求め200万筆超の署名提出、マイナ保険証の課題浮き彫り

「マイナ保険証はトラブルが多すぎる」との声、200万筆超の署名が提出される

政府が推進するマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に対し、「トラブルが多すぎる」として、従来の「紙の保険証」の復活を求める200万筆以上の署名が提出されました。この署名活動は、マイナ保険証の導入・運用における様々な問題点を訴え、「紙の保険証の発行再開こそが唯一の解決策」と主張しています。

署名活動を主導した全労連の副議長は、マイナ保険証について、窓口での提示が顔認証などが必要になったこと、電子証明書やカード自体の有効期限切れなど、利用者に不便を強いる点やトラブルの多さを指摘。「不便でトラブルが多すぎる」と厳しく批判しました。

また、厚生労働省が実施した調査でも、回答した病院・診療所の約6割が「(マイナ保険証の)導入・運用に費用負担がかかる」と回答しており、物価高騰で経営が厳しい医療機関にとって、マイナ保険証システムの導入・維持が新たな負担となっている実態も浮き彫りになっています。

賛否両論渦巻くSNSの声

この署名提出のニュースは、SNS上でも大きな反響を呼んでいます。紙の保険証の復活を求める声が上がる一方で、マイナ保険証の利便性を評価する意見や、署名活動自体に疑問を呈する意見も多く見られます。

マイナ保険証の利便性を実感しているユーザーからは、「最近歯医者に行ったときに使ったけどマイナ保険証便利だった」「うちは不具合なく便利だけど、自分が使うときも同様」といった声が上がっています。また、「顔写真付きの身分証を提示して医療を受けるのがなぜそんなに嫌なのかわからない」と、顔認証システムへの抵抗感に疑問を呈する意見もあります。

一方で、署名活動やその背景に対しては、「トラブルが多すぎる?多いように見せてるでしょ?いくらかはあるよ」「こういうバカみたいな主張は無視していいと思う」「デジタル化の不備・要改善点を潰すまでの代替ってなら理解できるが…その無駄で迷惑な行動力を近代機器のお勉強に当てようと何故思わないのか」といった批判的な意見も散見されます。中には、「主体となってる労組は共産主義かぶれ」「共産党系の医療機関が敢えてトラブルが有るとか利用が出来ないとか発表していると思う」と、政治的な意図を指摘する声もありました。

また、医療機関側の負担について「医療事務での面倒や薬のデータ共有の手間が大きくなるので手数料を徴収で良いでしょう1回千円~5千円で」と提案する声や、「IT後進国になった原因が凝縮されている」と日本のデジタル化の遅れに言及する意見も見られました。

今回の200万筆を超える署名提出は、マイナ保険証の普及と運用における課題を改めて浮き彫りにし、今後の医療制度やデジタル化の方向性について、さらに活発な議論が求められることを示唆しています。

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