人気スマホRPG『FFBE』が10年でサービス終了 ユーザーからは惜別と複雑な声

約10年の歴史に幕、「開発環境の複雑化」が終了理由か

スクウェア・エニックスが提供する人気スマートフォン向けRPG『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(FFBE)』が、2025年10月31日をもってサービスを終了すると発表されました。2015年のサービス開始から約10年にわたる歴史に幕を下ろすことになります。

『FFBE』は、『ブレイブフロンティア』で知られるエイリムが開発を手掛け、ドット絵で描かれた「ファイナルファンタジー」の世界観とオリジナルの物語が多くのファンを魅了してきました。しかし、サービス終了の理由として「開発環境の複雑化」が挙げられており、SNS上では「その理由は勘弁してほしい」といった意見も見られます。

奇しくも同日には、同じくスクウェア・エニックスのスマートフォン向けRPG『星のドラゴンクエスト』もサービス終了を発表しており、両タイトルのファンから驚きと悲しみの声が上がっています。

ユーザーからは惜別と感謝の声、運営への複雑な思いも

X(旧Twitter)では、「うわぁ、FFBE終わるんだぁ。古き良きFFで好きだったなぁ」「ありがとうFFBE。なんだかんだ好きだったよ」「サービス開始から5年間ガチでプレイしてました。たくさんの思い出をありがとう」といった、長年のプレイを振り返る感謝と惜別のコメントが多数寄せられています。

一方で、サービス終了について「よくここまで続いたなとは思ってるすぐ終わると思ってたから()」といった驚きの声や、「個人的にゲーム史上最低な💩運営で、鬱木関数やリノアお漏らし等様々な迷言が誕生したFFBEがついにサ終か」と、過去の運営に対する批判的な意見も見受けられます。特に、キャラクター性能のインフレやバフ・デバフ仕様の複雑化について言及する投稿もあり、ゲームバランスや操作性の問題が長期的な運営に影響を与えた可能性も指摘されています。

また、本作のドット絵の魅力を惜しむ声も多く、「FFBEのドット大好きだから残してくれるのありがたいな」という意見もありました。

メモリアルアプリや記念グッズも展開予定

サービス終了に向けて、運営側は10周年とサービス終了を記念したメモリアル版アプリや記念グッズの展開を予定しているとのことです。これにより、プレイヤーは思い出を振り返り、ゲームの足跡を形に残すことができるようになります。

今回の『FFBE』の終了は、同じ「ファイナルファンタジー」シリーズの派生タイトルである『FFBE幻影戦争』の動向にも注目が集まるきっかけとなっています。長寿タイトルとして親しまれてきた『FFBE』の終了は、モバイルゲーム業界における長期運営の難しさ、そしてスクウェア・エニックスの今後のモバイルゲーム戦略に一石を投じる形となりそうです。

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