政府の訪日外国人6000万人目標に国民から強い懸念の声 「オーバーツーリズム」「治安悪化」への不安噴出
政府が2030年までに訪日外国人旅行者数を年間6000万人に引き上げる目標を掲げ、首相が計画の取りまとめを指示したことに対し、SNS上では国民から強い懸念と批判の声が相次いでいます。特に「オーバーツーリズム」による生活環境の悪化や治安面での不安が顕著に表れています。
多くの投稿で指摘されているのは、現状ですでに観光地が「パンク状態」にあるという認識です。あるユーザーは、「今でさえ、20年くらい前に比べると観光地は混雑している上にマナーの悪い外国人が増え、宿は値上がり、日本人は旅行に行きにくくなっている」と訴え、これ以上の増加は「もう無理、絶対無理」と強い拒否感を示しています。また、別のアカウントからは「ほとんどの外国人旅行者は、日本文化を味わいに来ている。日本は日本独自の文化を守るようにしましょう」と、文化変容への懸念も表明されました。
具体的には、以下のような多岐にわたる問題点が挙げられています。
- オーバーツーリズムによる混雑と生活環境の悪化: 「東京と京都がゴミだらけになりますね」「地下鉄車内は外国人旅行者メチャ多い」といった声や、日本人にとっての旅行のしにくさが訴えられています。
- 治安・安全保障への懸念: 「帰化の下見は何万人でしょうか…」「人民解放軍を日本に入れたいのだと思います」「外国人入植者を増やそうとしてるんだよ。乗っ取ろうとしてんだ」といった、旅行者増加が安全保障上の脅威や移民問題につながるのではないかという過激な憶測も散見されます。また、「外国人旅行者は逮捕すらされてませんが、何故それについて言及しないのですか?」と、法執行の公平性への疑念も示されています。
- 衛生問題への不安: ホテルや旅館の衛生状態に不信感を持ち、「ダニとか変なバイ菌とか嫌だもん」と、旅行に行きにくくなったという声も聞かれます。
- 食糧問題・インフラへの懸念: 「米足りねー😎😎😎😎😎😎ホンマに餓死者でるから辞めろ」といった、食料供給への影響を心配する声も出ています。
- マナー問題と質の低下: 「外国人旅行者、すみませんで全部許されると思ってねえか?」「人数増やすのではなく日本らしい細やかなおもてなしを求める質のいい富裕層の観光客増やさなくては国が荒れて貧しくなるだけだよ」と、マナーの悪化と、量だけでなく質の高い観光客誘致の必要性が問われています。
政府の目標設定に対し、「民意をシカトする」「誰のための国なのか」「ふざけるな」といった政府批判が殺到。「石破首相が狂気の沙汰」「国家・国民の生命・財産を守る気など微塵もないらしい」など、現政権への不満も噴出しています。
昨年(2023年)の訪日外国人旅行者数は3000万人を超えており、すでに多くの地域でオーバーツーリズムが課題となっています。国民からは「日本に住む日本人をもっと大事にしてから言ってくれ」という切実な願いが寄せられており、政府には、単なる目標達成だけでなく、これらの多岐にわたる懸念に対し、具体的な対策を講じることが強く求められています。
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