西武・佐藤龍世、中日へ金銭トレード移籍 開幕前の規律違反で1軍出場なし

プロ野球・埼玉西武ライオンズの佐藤龍世選手（28）が、中日ドラゴンズへ金銭トレードで移籍することが15日、両球団から発表されました。

佐藤選手は今シーズン、春季キャンプ中に規律違反（寝坊）で三軍降格となり、ここまで一軍での出場はありませんでした。

移籍に際し、佐藤選手は「ファイターズから戻ってきた時に、またあの声援が聞ける、応援してもらえると思うと嬉しくなったことを思い出します。この移籍をプラスに捉えて、ドラゴンズでも頑張ります」とコメントしています。

この突然の報に、SNS（X）上では「ええええええええ」「まさか」「ずるすぎる」など驚きの声が多数上がりました。特に中日ファンからは、手薄が指摘される三塁での起用や、名古屋での体調管理や交通安全を気遣うコメントが寄せられています。

一方で、西武ファンからは、金銭トレードという形式や、チーム状況を踏まえた上での放出に対する疑問や残念がる声、また過去のトレード経験（日本ハム）にも触れ、「2度放出されるのはなかなか聞かない」といった反応も見られました。

中日では高橋周平選手の怪我など内野手の状況もあり、佐藤選手には新天地での活躍が期待されます。