F1解説者 小倉茂徳さん死去 62歳 心臓突然死
モータースポーツジャーナリストで、F1解説者として多くのファンに親しまれた小倉茂徳(おぐら・しげのり)さんが、2025年5月14日夜に心臓突然死のため亡くなった。62歳だった。DAZN Japanなどが24日、明らかにした。
小倉さんは1987年からHonda F1チームの広報担当としてF1グランプリに帯同。チームを離れた後はモータースポーツジャーナリストとして活動の場を広げ、テレビ中継やイベントなどで解説者として活躍した。
特にF1中継では、豊富な知識に裏打ちされた分かりやすい解説と、マシンや技術に関するマニアックな情報、さらにはその国の歴史や文化、昔のF1と今のF1についてなど幅広い話題を織り交ぜる語り口で人気を集めた。SNS上では「小倉さんの解説が大好きでした」「見識の深さに感銘を受けていた」「もっと話を聞きたかった」など、その解説を惜しむ声が多数寄せられている。また、WECなどF1以外のカテゴリーにも造詣が深く、各カテゴリーへのリスペクトを欠かさない姿勢も評価されていた。
突然の訃報に対し、ファンからは驚きと悲しみの声が広がっており、「嘘だろ」「あまりにも早すぎる」といった投稿が見られる。気さくな人柄を偲ぶ声や、過去のイベントでの交流を振り返る投稿も散見される。モータースポーツ界では近年、今宮純さんなど重鎮が相次いで他界しており、また一人大きな存在を失ったことに惜しむ声が広がっている。多くのファンや関係者から、故人の冥福を祈るメッセージが数多く投稿されている。
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