マック「ちいかわ」ハッピーセット、わずか数日で販売終了 熱狂的人気で品薄、転売指摘も
日本マクドナルドが販売中のハッピーセット「ちいかわ」が、多くの店舗で当初の予定を大幅に前倒しして販売終了したことが明らかになりました。特に5月23日から提供が始まった第2弾のおもちゃは、実質わずか数日で品切れが続出し、マクドナルドは公式サイトで「深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
この予期せぬ早期終了に伴い、予定されていた第3弾のラインナップ提供も中止となりました。現在、対象期間中にハッピーセットを購入した顧客には、「マインクラフト ザ・ムービー」または「えほん」「ずかん」の中からいずれかが提供されています。
今回の早期販売終了に対し、SNS上では多くの落胆の声が寄せられています。「楽しみにしていた子どもがかわいそう」といった意見が多く見られ、人気キャラクター「ちいかわ」に対する熱狂的な需要と供給のバランスが崩れたことが浮き彫りになりました。
品薄の背景には、「転売ヤー」と呼ばれる営利目的の買い占め行為があると指摘する声が多く上がっています。一部のユーザーからは、「大人に売らなければいい」「一人○個までといった制限が必要だった」といったマクドナルド側の対策不足を問う意見も出ましたが、「悪いのは転売ヤー」「マックは被害者だ」として転売行為自体を強く批判する声が多数を占めました。また、転売目的で購入された商品(ハッピーセットの飲食物)が捨てられているのではないかという懸念や、急激な需要増加に対応した店舗スタッフの過酷な状況を心配する声も見られました。
今回の事態は、人気コラボレーション商品における需要予測の難しさと、転売問題の根深さを改めて示す形となりました。マクドナルドには謝罪だけでなく、今後の再発防止に向けた対策の実施が求められています。
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