イオンモール千葉ニュータウンで催涙スプレー噴射 喫煙トラブルで多数体調不良、50歳男を確保

千葉県印西市にあるイオンモール千葉ニュータウンで23日午後、何者かが催涙スプレーのようなものを噴射し、居合わせた多数の客らが体調不良を訴えました。警察は、現場から逃走していた男の身柄を確保しています。

警察や消防によりますと、23日午後3時前、「咳や呼吸が苦しい」「スプレーがまかれた」「刺激臭がする」などと110番や消防に通報が相次ぎました。現場はショッピングモールのフロアでした。

この噴射により、これまでに少なくとも30人以上が目の痛みや刺激などを訴え、体調不良を訴えた人は36人、37人、あるいは40人超と報じられています。うち60代または69歳の男性1人が呼吸困難を訴え、病院に救急搬送されました。

その後の捜査で、このトラブルはタバコを巡る客同士の間に発生したとみられています。タバコを注意されたことに端を発し、催涙スプレーが噴射された可能性が高いということです。

スプレーを噴射した人物は事件後に現場から逃走していましたが、警察は捜査の結果、50歳くらいの男の身柄を確保しました。警察は男から詳しい事情を聞き、事件当時の状況や動機について調べています。

商業施設という多数の人が利用する場所での突然の事件に、居合わせた客からは驚きや恐怖の声が上がっています。

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