大谷翔平選手元通訳の水原一平被告に禁錮4年9ヶ月と26億円超の賠償金求刑

アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で23日、大リーグ・ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告(40)に対する裁判が行われ、検察側は禁錮4年9ヶ月と大谷選手への賠償金約26億円(1697万5010ドル)を求刑した。量刑は2月6日に言い渡される予定。

水原被告は、大谷選手の口座から不正に約1700万ドル(約27億円)を送金した銀行詐欺罪や、不正に得た金を課税所得として報告しなかった虚偽の納税申告罪などに問われている。検察側は、水原被告が銀行に電話で「ショウヘイ・オオタニ」と名乗り、車のローンの返済名目で不正送金を実行したと主張し、通話音声も公開した。一部報道によると、水原被告は3100万円の送金も画策していたという。

検察側は、水原被告の行為を「強欲」によるものと断定。これに対し、水原被告側はこれまでギャンブル依存症であることを主張しているが、検察の主張はこれを退けている。

報道によると、水原被告は、大谷選手の口座情報を自分の電話番号とメールアドレスに変更することでセキュリティ対策を回避したとされる。この事件は、SNS上でも大きな話題となり、「26億円の返済方法」「一生をかけて払いな」といったコメントや、アメリカと日本の司法の違いを指摘する声などが多数投稿されている。

26億円という巨額の賠償金の支払いが可能かどうか、また、禁錮刑後の生活についても注目が集まっている。

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