韓国・務安国際空港で旅客機事故、死者47人に 着陸装置故障の可能性

2024年12月29日、韓国南西部の務安国際空港で旅客機事故が発生し、多数の死傷者が出たことが明らかになった。複数の韓国メディアの報道によると、死者数は47人に上るという。

事故に遭ったのは、タイ・バンコク発、済州航空のボーイング737-800型機(7C 2216便)。乗客175人、乗員6人の計181人が搭乗していた。現地時間午前9時7分頃、着陸時に滑走路を逸脱し、空港の外壁に衝突、炎上した。韓国政府は邦人客は搭乗していなかったと発表している。

聯合ニュースは、鳥が航空機と衝突するバードストライクの可能性や、着陸装置の故障により胴体着陸を試みた可能性を報じている。事故原因については、韓国の事故調査委員会が調査中である。

崔相穆大統領代行は、事故発生を受け、緊急対応部隊に「利用可能なすべての」資源を展開するよう命令。事故調査委員会は現地時間午前10時10分に現場に到着し、調査を開始した。

SNS上では、事故発生直後の様子や、事故機に関する情報、犠牲者への追悼メッセージなどが多数投稿されている。初期報道では死者は28人と伝えられていたが、その後47人に修正された。救助活動は継続中である。

務安国際空港は、比較的新しい空港であり、滑走路の長さは2800mと、他の空港と比較して短いわけではない。しかし、事故原因の究明と安全対策の強化が求められる事態となっている。

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