ハンター逆転敗訴、ヒグマ駆除で銃の許可取り消し 札幌高裁
10月18日、札幌高等裁判所は、砂川市でヒグマ駆除中に銃の許可取り消し処分を受けたハンターの訴えを棄却する判決を下した。この判決は、ハンター側にとって逆転敗訴となり、SNSでは大きな議論を呼んでいる。
事件は2023年夏に発生した。ハンターは砂川市の要請を受け、市街地に出没したヒグマを駆除した。しかし、その際、ハンターが安全対策を怠り、銃弾が建物に当たった可能性があったとして、公安委員会は銃の許可を取り消した。
ハンターは、市の要請に基づいて駆除を行ったこと、安全対策は十分に行っていたことなどを主張し、処分は違法であるとして訴訟を起こした。一審ではハンター側の主張が認められ、処分の取り消しが認められた。しかし、控訴審である今回の札幌高裁では、一審判決が覆され、ハンター側は逆転敗訴となった。
札幌高裁は、「ヒグマ駆除は猟友会の献身的な活動に依存してきた実態は否定できない。しかし、ヒグマ駆除のあり方と今回の処分が違法であるかは別問題である」と判決理由を述べた。この判決を受け、ハンター側は上告を検討している。
この判決は、SNS上で多くのユーザーから疑問の声が上がっている。特に、北海道ではヒグマによる被害が深刻化しており、猟友会の活動は不可欠であるとの意見が多い。中には、「こんなバカな判決を確定させたら誰も銃を撃てなくなる」「猟友会が活動を続けられなくなったら、警察が代わりにやってくれるのか?」といった批判的な意見も出ている。
今回の判決は、今後のヒグマ対策やハンターの活動に大きな影響を与える可能性がある。今後の裁判の行方、そして、ヒグマ対策がどのように進んでいくのか、注目される。
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