美術史家・美術評論家の高階秀爾さん死去、92歳

西洋美術史研究の第一人者として知られる美術史家・美術評論家の高階秀爾(たかしな・しゅうじ)さんが、10月17日、心不全のため亡くなりました。92歳でした。

高階さんは、1932年生まれ。東京大学名誉教授、国立西洋美術館長、大原美術館長などを歴任しました。西洋美術史研究、美術評論、国際文化交流、文化行政など、多方面で活躍し、文化勲章を受章しています。

高階さんは、明快な美術評論で知られており、一般向けの著作も数多く執筆。西洋絵画の魅力を広く世に伝えました。代表作に「名画を見る眼」(岩波新書)、「モーツァルトの肖像をめぐる15章」(青土社)などがあります。

高階さんの訃報に、美術界からは悲しみの声が上がっています。SNSでは、高階さんの著作を読んだことのある人や、テレビ番組に出演している姿を見ていた人など、多くの人が追悼のメッセージを寄せています。

高階さんの功績は、美術界に大きな影響を与え、これからも多くの人に語り継がれていくことでしょう。

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