SNSで「震度5弱」が突如トレンド入り 地震発生ではなく「言葉の解釈」巡りネット上で大激論

5日、SNS上で「震度5弱」というキーワードが突如トレンド入りし、ネット利用者の間で一時緊張が走った。大きな地震が発生したのではないかと不安視する声が広がったが、実際には地震被害の報告ではなく、「震度5弱」という言葉の定義や解釈をめぐる議論が発端だった。

発端となったのは、日常会話で使われる「1時間弱」「1000円弱」といった数量表現と、地震の揺れの強さを表す「震度5弱」の使い分けに関する議論だ。「1時間弱は1時間にわずかに満たない時間(50数分など)を指すことから、震度5弱も『震度5に達しない、震度4の強い揺れ』を意味するのではないか」という主張が投稿され、それに対して「震度5弱は震度5の中で弱い方という意味だ」「いや、計測震度の計算上は5未満を指す」など、解釈や認識のズレを巡って賛否両論が巻き起こった。

気象庁が定める現在の震度階級は、1995年の阪神・淡路大震災を契機に1996年に改定されたもの。従来の「震度5」「震度6」がそれぞれ「弱」と「強」に分割され、現在は10階級で表される。震度は観測された揺れの加速度などから「計測震度」が算出され、計測震度4.5以上5.0未満が「震度5弱」、5.0以上5.5未満が「震度5強」と定義されている。本来は「概ね震度5(計測震度4.5〜5.4)」の範囲を二分した区分であるが、日常語の「〜弱(基準値未満)」というニュアンスとの類似や齟齬が、利用者の間で様々な誤解や議論を生む要因となっているようだ。

一連の騒動に対し、SNS上では「地震が起きたのかと焦った」「どこも揺れていなくてホッとした」と安堵する声が相次ぐ一方、「日常用語の『弱』と気象庁の定義がごちゃ混ぜになっている」「言葉の難しさを痛感した」といった冷静な分析も寄せられている。

コメント

このブログの人気の投稿

小学生空手大会で起きた後頭部蹴り事件、蹴られた方が3年間出場停止に 世論の批判が殺到

アニメディア3月号がSNSで話題沸騰!『メダリスト』&『遙か』が異例の表紙飾る

「満塁で大谷」絶好機が一転、悪夢に 牧の牽制死にファン嘆き「なぜあのリード?」