巨人、阿部慎之助前監督に球団復帰要請 編成部門での起用が有力視も賛否両論
プロ野球・読売巨人軍が、今シーズン途中に監督を退任した阿部慎之助氏(47)に対し、球団への復帰を要請していることが12日、明らかになった。現場の指揮官としてではなく、チームの戦力補強や育成を統括する編成部門の要職での復帰が有力視されている。電撃退任から約4カ月半という異例の早さでの復帰打診に、球界内外で大きな波紋が広がっている。
巨人は今季、阿部前監督の途中退任に伴い、橋上秀樹ヘッドコーチが監督代行として指揮を執り、激しい首位争いの末にリーグ2位でレギュラーシーズンを終えた。しかし、クライマックスシリーズ終了に伴い橋上監督代行は退任する方針を固めており、来季の首脳陣刷新に向けた動きが本格化している。新監督の最有力候補にはOBの高橋由伸氏らの名が挙がる中、フロントの強化策として阿部氏の復帰計画が急浮上した形だ。
阿部氏を巡っては、退任後に復帰を求める13万人規模の署名が集まるなど根強い待望論があった一方で、退任に至った経緯から「けじめがついていない」「復帰のタイミングがあまりに早すぎる」といった慎重論や反発も根強い。SNSなどでは、チームを立て直した代行体制からの転換や、球団の生え抜き重視の姿勢に対して疑問を呈する声も相次いでいる。
常勝軍団の再建に向け、フロント主導での体制立て直しを急ぐ巨人だが、今回の電撃的な復帰要請がファンの理解を得られるかを含め、今後の球団側の説明や人事に注目が集まる。
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