ネット発の怪異創作「SCP財団」がハリウッド実写映画化へ 米A24製作『V/H/S』最新作として2027年公開決定でファン騒然

インターネット上で世界的な人気を誇る共同創作怪談・怪異シェアードワールド「SCP財団」が、米国の気鋭映画スタジオ「A24」とSpooky Picturesの共同製作により実写映画化されることが海外報道で明らかとなり、SNS上で大きな注目を集めている。人気ファウンド・フッテージ・ホラー『V/H/S』シリーズの最新作として位置づけられ、2027年の劇場公開が予定されている。

収集された「映像証拠」描く オムニバス形式に期待

「SCP財団」は、自然法則に反する異常な存在や現象、物品(オブジェクト)を秘密裏に確保・収容・保護(Secure, Contain, Protect)する架空の組織を舞台にしたコミュニティ主導の創作サイト。これまで短編映像やインディーゲームなどで展開されてきたが、本格的なハリウッドスタジオによる長編映画化は初となる。

報道によると、今作は財団が収集・編集・保管してきた「映像記録」の形式を取り、オブジェクトによる「収容違反」などの事態を描くオムニバス(アンソロジー)作品になるとみられている。『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』、ネット発怪談『バックルームズ』の映画化でも話題を集めるA24と、モキュメンタリー/ファウンド・フッテージ形式を確立した『V/H/S』シリーズのタッグということもあり、ネット発ホラーの映像化手法として非常に相性が良いとみられている。

「秘密組織が公に」「記憶処理して」ファン歓喜と懸念が交錯

映画化の報道が伝わると、X(旧Twitter)では「SCP財団」が瞬く間にトレンド入りを果たした。ファンからは「絶対に見に行く」「待ってました!」といった歓喜の声が上がる一方、作品特有の用語を交えた「秘密組織の存在が公になってしまう」「収容違反待ったなし」「観終わったら記憶処理(作中に登場する記憶消去処置)をして帰してほしい」といったユーモアあふれる投稿が相次いだ。

さらに、A24が手がけることに対して「作家性が強く人間ドラマ寄りになるのか、怪異が大暴れするパニック系になるのか気になる」「クリエイティブ・コモンズなどライセンスの取り扱いがどうなるか」といった映画・カルチャー愛好家からの考察も広がっている。ネットカルチャーの金字塔とも言える巨大IPが銀幕でどのように描かれるのか、2027年の公開に向けて今後の続報が待たれる。

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