NTTドコモ、顧客34万人分の個人情報をアマゾンへ「無断提供」 設定ミスで同意取得漏れ、SNSで批判噴出
NTTドコモが、利用者の適切な同意を得ないまま約34万人分の顧客情報を米アマゾン・ドット・コムの日本法人に提供していたことが明らかになった。オンライン契約手続き時のシステム設定ミスが原因とされており、大手通信キャリアによる大規模なデータ管理不備に、SNS上では批判や困惑の声が広がっている。
ドコモの発表などによると、提供されていたのは利用者の電話番号や通信プラン名などの延べ約34万人分の情報。特典付きプランの契約画面において、アマゾン日本法人への個人情報提供に関する同意文言の表示設定が抜け落ちており、本人の明示的な同意がないままデータが連携されていたという。同意取得の漏れは数カ月にわたって見過ごされていたとみられる。
この事態を受けて、X(旧Twitter)では「無断提供」というワードがトレンド入り。「情報漏洩と何が違うのか」「言葉をマイルドに言い換えているだけではないか」といった指摘が相次いだ。外部からの不正アクセス等による流出とは異なり、企業側がシステム連携の中で意図せず第三者提供を行ってしまった点に対し、「意図的でないにしても組織としてのガバナンスが機能していない」と厳しく追及する意見も目立つ。
また、利用者の間では「最近増えた迷惑メールと関係があるのではないか」「他社への乗り換えを検討する」といった不安や不信感が広がっているほか、金融やポイント経済圏など事業領域を拡大する通信大手に対し、個人情報の取り扱いに関する責任の重さを改めて問う声が強まっている。
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