旧ジャニーズ元スタッフが性加害を証言 Jr.約8人に車内などで「コミュニケーションの1つと」
旧ジャニーズ事務所(現「SMILE―UP.」)の元スタッフの男性が、約30年前に未成年だったタレント「ジャニーズJr.」ら8人ほどに対して性加害を行っていたと証言したことが明らかになった。創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題を同事務所が公式に認めてから3年を迎えるなか、スタッフによる加害の具体例が浮き彫りになり、社会に大きな衝撃を与えている。
報道によると、証言を行ったのは50代の元スタッフ男性。当時、Jr.のマネジャーとしてスケジュール管理や送迎などを担当しており、未成年の所属タレントに対し、主に送迎中の車内などで性加害に及んでいたという。男性は加害行為について「コミュニケーションの1つだと思っていた」と振り返り、取材に応じた動機については「拒めば事実から逃げることになり、被害者をさらに傷つけると考えた」と語っている。
SMILE―UP.社はこれまで、スタッフによる性加害について「具体的な被害申告は受けていない」との見解を示していたが、今回の取材に対して複数の申告があったことを認めた。関係者によれば、証言した男性は同社が加害に関与したと把握していたスタッフ2人のうちの1人だという。なお、同社への故ジャニー喜多川氏に関する被害申告は今年8月末時点で1000人を超え、補償手続きが進められている。
今回の告白を受け、SNS上では「常態化していた実態に恐怖を覚える」「子どもを守るための法整備を急ぐべきだ」といった厳しい批判や法改正を求める声が相次いでいる。創業者個人の問題にとどまらず、組織構造そのものの病理を巡る議論が再び熱を帯びている。
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