ハウス食品G、ココイチ運営の壱番屋売却を検討 親子上場解消と事業再編へ
ハウス食品グループ本社が、カレー専門店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する連結子会社・壱番屋の株式売却を検討していることが31日、明らかになった。2015年の子会社化以降続いていた親子上場を解消し、事業ポートフォリオの再構築を図る狙いがあるとみられる。
関係者によると、すでに複数の投資ファンドなどが買収に関心を示しており、壱番屋の株式非公開化も選択肢として浮上している。ハウス食品グループ本社は壱番屋の発行済み株式の過半数(約51%)を保有しているが、ガバナンスや資本効率の向上を背景に親子上場の解消を模索する動きが広がっている。
壱番屋は国内外で1500店舗以上を展開する国内カレーチェーン最大手。ハウス食品グループとはスパイス調達や商品開発などで協業関係を築いてきた。今回の報道を受け、同日の株式市場では今後のプレミアム(上乗せ幅)期待などから壱番屋株に買い注文が殺到し、ストップ高買い気配となるなど大きな注目を集めている。
SNSなどでは「ハウス食品が親会社だったとは知らなかった」「今後のメニューや価格帯、提供されるカレーの味わいに影響はあるのか」といった利用者の声のほか、外食産業における経営の独自性や資本構成の変化に対する関心が高まっている。
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