日中戦争時の精神疾患の日本兵を対象としたマラリア人体実験報道に広がる衝撃
日中戦争の時期に、陸軍軍医学校の軍医が精神疾患で入院していた日本兵に対し、蚊を媒介させてマラリアに感染させる人体実験を行っていたという報道がなされ、SNS上で大きな衝撃と議論を呼んでいます。
報道によると、実験は1940年に国府台陸軍病院(千葉)などで実施され、すでにマラリアに感染した兵士の血を吸わせた蚊を用意し、統合失調症などの精神疾患を抱える兵士10人に刺させて発症するかどうかを調査していたとされています。国内での感染拡大を防ぐ研究名目であったとされる一方、被験者が実験内容やリスクを十分に認識して同意していたとは言い難い点や、精神疾患を抱えた兵士が選ばれたことに対して多くの批判や懸念の声が上がっています。
SNS上では、「戦争という非常時において人間の命が合理的な道具として扱われていた」「精神疾患の兵士が選ばれた点に当時の冷酷な人間観が表れている」といった意見のほか、当時の医療背景や731部隊との関連性を指摘する声など、様々な角度から議論が交わされています。また、戦時下における過酷な体験や、マラリアなどの感染症によって犠牲になった人々の記憶を呼び起こす投稿もみられ、歴史的事実に向き合う重要性が改めて認識されています。
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