豪雨で地下室浸水、放射性廃液が漏えいか 千葉市の量子科学技術機構「環境影響なし」

千葉市にある国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)千葉地区の研究施設で、記録的な大雨の影響により地下室が浸水し、保管されていた放射性廃液が漏えいした可能性があることが明らかになった。同機構によると、周辺環境への放射能による影響は確認されていないという。

発表によると、豪雨によって施設地下の保管エリアが水没し、放射性同位元素(RI)を含む廃液タンク周辺に水が流入した。調査の結果、残存する放射能濃度は国の排出基準を大幅に下回っており、施設周辺の水を採取して行った分析でも検出限界未満であることが確認された。

今回の事態を受け、SNS上では「周辺環境に影響がないと聞いて安心した」という声がある一方、「大雨対策や地下での保管管理体制に問題はなかったのか」「近隣に住んでいるため今後の情報も注視したい」といった不安や検証を求める意見も上がっている。

近年激甚化する風水害に対し、原子力関連施設だけでなく研究機関や医療施設における危険物・放射性物質の防災体制の再点検が求められそうだ。

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