智弁和歌山・楠本龍生が剛腕撃ちの決勝3ラン! 152キロ捉える豪快弾で横浜を破り5年ぶり決勝進出【甲子園】
第108回全国高校野球選手権大会の準決勝が20日、阪神甲子園球場で行われ、智弁和歌山(和歌山)が7-1で横浜(神奈川)を破り、5年ぶりとなる決勝進出を果たした。勝利を手繰り寄せたのは、5番に座る楠本龍生内野手の豪快な一発だった。
試合が動いたのは3回表、智弁和歌山の攻撃。相手マウンドには今秋のドラフト上位候補で最速157キロを誇る横浜の剛腕エース・織田翔希が立ちはだかっていた。好機で打席に入った楠本は、織田が投じた152キロの内角直球を一閃。打球が左中間スタンドへ吸い込まれるのを見届けながらゆっくりと歩き出す"確信歩き"の勝ち越し3点本塁打となった。
この一撃で勢いに乗った智弁和歌山は一挙4点を奪い、相手エースを3回途中でマウンドから引きずり下ろした。楠本はこの日、計4打点を挙げる大暴れで強力打線を牽引した。
剛腕攻略の裏には徹底した準備があった。智弁和歌山は前日、打撃マシンを170キロ超に設定して速球対策を敢行。楠本は試合後、「真っすぐ1本に張った自分の覚悟が出た。完璧でした」と胸を張った。
豪快な確信歩きに中谷仁監督からは「はよ走れ」と愛あるツッコミを受けつつも、大舞台で見せた勝負強さはチームを大きく勢いづけた。投げては先発のエース和気匠太が8回1失点と試合を作り、投打が噛み合った盤石の戦いで深紅の大旗まであと1勝に迫った。
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