漫画『負けヒロインを勝たせたい!!』が連載中止 編集部との信頼崩壊で他社移籍へ、出版業界の課題浮き彫りに
秋田書店で連載されていた漫画『負けヒロインを勝たせたい!!』が、連載中止および単行本の出版停止という異例の事態に追い込まれた。原作者のタツワイプ氏らがSNS上で明かした経緯によると、担当編集者による売上報告の齟齬や連絡不備などが重なり、出版社との信頼関係維持が困難になったことが主な原因だという。
編集者との認識乖離が発端
タツワイプ氏の公表記事によると、連載開始前から「1巻発売後の売上次第で今後の展開を調整する」という取り決めのもと、正確な売上情報の共有を求めていた。しかし、前担当編集者から説明されていた状況と実際の販売実績との間に大きな乖離が生じていたことが判明。度重なる不手際により信頼関係の構築が不可能となった。
別会社での連載再開へ
今回の決定に伴い、秋田書店での連載中止と既刊の出版停止という完全な決別となったものの、作品自体は存続する。今後は株式会社ナンバーナインなどの別プラットフォームへと移籍し、来年以降に連載を再開する予定だという。
相次ぐ出版トラブルに懸念の声
SNS上では、ファンから「新しい環境での再開を応援している」「真摯な経緯説明に納得した」と作品の存続を歓迎する声が上がっている。その一方で、他社を含めて相次ぐ編集者と作家間の摩擦やトラブルに対し、「業界全体のコミュニケーション体制を見直すべきだ」と出版業界の現状に苦言を呈する投稿も目立っている。
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