事前通告も「有料会員になりたくない」高市首相の答弁に国会騒然、中傷動画の音声確認拒む

衆議院予算委員会で4日、高市首相の陣営による中傷動画の大量投稿疑惑を巡り、野党議員から厳しい追及が行われた。質問に立った中道改革の伊佐進一議員は、動画作成者と首相の地元秘書のやり取りとされる音声データについて、事前に質問を通告した上で、秘書本人の声かどうかの確認を求めた。しかし、高市首相は「有料会員になりたくなかった」などとして確認を拒否。この答弁に対し、国会内やSNS上では「国会軽視だ」「前代未聞の言い訳」と批判が噴出している。

「午前3時半に見た」「有料登録は嫌」と釈明

追及の的となったのは、週刊文春が公開した音声データだ。伊佐氏は、高市首相の地元秘書が中傷動画の作成に関与していた疑いがあるとして、事前通告を行った上で「本人確認を行う意思があるのか」とただした。

これに対し高市首相は、徹夜をして質問通告を確認したのが当日午前3時半過ぎだったことや、「面識のない方のイメージ操作をして報道してきたメディアの有料会員になりたくなかった」などと釈明。「確認していない」との答弁に終始した。さらに、質問数が多く時間がなかったことも理由に挙げた。

野党は猛反発、昼休憩での確認を要求

この答弁を受け、伊佐氏は「何のための事前通告なのか」と猛反発。確認を避けるアプローチを「幼稚な言い訳」と厳しく批判した。伊佐氏は自身が音声データを用意しているとして、「お昼休憩中に確認してほしい」と要求。委員会室は一時騒然となり、理事会での協議に持ち越される事態となった。

「国会を愚弄している」SNSでも批判殺到

国会中継を見守った有権者やネットユーザーからも怒りの声が相次いでいる。SNS上では「事前通告の意味が全くない」「事務方に指示して確認させることすらしていないのは不自然だ」「これでは『忙しかったから答弁しない』が通用してしまう」といった、首相の姿勢を疑問視する投稿が急増。トレンドワードに「事前通告」が浮上するなど、波紋が広がっている。

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