「さいたまスーパーアリーナ」から「GMOアリーナさいたま」へ 愛称変更で期待と戸惑い
埼玉県を代表する多目的アリーナ、「さいたまスーパーアリーナ」がこの春、新たな愛称をまとうことになった。2026年4月1日より、その名は「GMOアリーナさいたま」となる。IT大手GMOインターネットグループが命名権を取得したもので、約5年間の契約で総額5.5億円とされる。
現在大規模改修工事のため休館中の同アリーナは、この愛称変更を機に「スマートアリーナ」のモデルケース構築を目指す。キャッシュレス決済の導入など、IT技術を活用した先進的な運営が期待されており、GMOインターネットグループの熊谷正寿代表は記者会見を行い、Yahoo!トレンドで1位になるなど大きな注目を集めた。
しかし、長年にわたり「たまアリ」や「SSA」の愛称で親しまれてきた会場の名称変更には、SNS上で様々な反応が寄せられている。「TwitterをXと呼べないように、GMOアリーナさいたまも『たまアリ』と呼び続けるだろう」といった声が多く見られ、親しんだ名称への愛着の深さがうかがえる。
一方で、「アリたま」「Gアリ」「Gたま」といった新しい略称を模索するユーザーもおり、「GAS(ガス)」といった略称が物騒だとする意見も。中には「国立競技場をMUFGスタジアムと呼ばないように、新しい名前は浸透しにくいのではないか」といった冷静な分析も見られた。
GMOインターネットグループ側は、2027年には同グループ主催の音楽フェス「GMO SONIC」を「GMOアリーナさいたま」で開催する可能性も示唆しており、新たな愛称の定着に向けた取り組みが注目される。多くのファンが思い出を抱く「さいたまスーパーアリーナ」は、名称こそ変わるものの、引き続き多くのイベントの舞台となることだろう。新名称がどこまで浸透し、新たな愛称が生まれるのか、今後の動向が注目される。
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