人気漫画『星霜の心理士』原作者に衝撃の過去:『アクタージュ』作者の性犯罪問題再び
小学館の漫画アプリ「マンガワン」で連載中の人気作品『星霜の心理士』の原作者である「八ツ波樹」氏が、過去に『週刊少年ジャンプ』で連載された『アクタージュ act-age』の原作者「マツキタツヤ」氏と同一人物であることが判明し、漫画業界に大きな波紋を広げています。
マツキタツヤ氏は2020年8月に強制わいせつ容疑で逮捕・起訴され、有罪判決を受けています。この事実が発覚したことを受け、マンガワン編集部は3月2日より『星霜の心理士』の更新を一時停止すると発表しました。小学館は、第三者委員会の調査に協力するためであり、作画担当の雪平薫氏、原作者の八ツ波樹氏への損害には誠意を持って対応すると説明しています。
読者から衝撃と困惑の声
この衝撃的な事実に、SNS上では読者からの戸惑いや失望の声が多数上がっています。『アクタージュ』と『星霜の心理士』の両作品を愛読していたというユーザーからは、「ショックすぎる…」「大好きな作品なのにどうすればいいのか」「まさか自分がハマっていた漫画が」といった悲痛な叫びが寄せられています。
作品自体の評価は高く、「物凄く良い作品」「カウンセリングがリアルで素晴らしい」「才能があるのに勿体ない」といった声も多く見られます。しかし、その一方で、作者が過去に性犯罪で有罪判決を受けていた事実をペンネームを変えて伏せていたことに対し、倫理的な問題提起がされています。「そのままの名前で出ていたら、読む読まないの選択肢はこちら側でできたのに、隠されていたのはショック」という意見や、「被害者が何も知らずに『星霜の心理士』を読んでいた可能性を考えるとグロい」といった懸念が表明されています。
社会復帰と作品のあり方を巡る議論
今回の問題は、有罪判決を受けた人物の社会復帰のあり方や、その作品をどのように受け止めるべきかという複雑な問いを社会に投げかけています。「執行猶予も明けており、作画担当も認知の上でなら素晴らしいこと」と、過去の過ちを償い、再び創作活動を行うことを否定しない意見もあります。しかし、「性被害にあった方が、加害者の作品を無意識に読む可能性」への配慮が十分だったかについては、疑問の声が上がっています。
また、作品のテーマが心理カウンセラーであることから、「性犯罪を犯した人がやる内容なのかな」「被害者側の立場だったら、煽ってきているように受け取ってしまうかもしれない」といった指摘もなされています。小学館の対応についても、「謝罪が見られない」「文春砲回避のための損切りではないか」といった批判的な意見が散見され、出版社としての説明責任と今後の体制強化が求められています。
『星霜の心理士』の連載一時停止は、多くのファンを悲しませるとともに、漫画業界、そして社会全体における表現の自由と倫理、被害者への配慮、そして再犯防止と社会復帰という複数の側面から、深く考察すべき課題を浮き彫りにしています。
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