米軍、ベネズエラ大統領を拘束 トランプ氏「見事な作戦」と称賛
米軍、ベネズエラ大統領を拘束 トランプ氏「見事な作戦」と称賛
2026年1月3日、米国はベネズエラに対し大規模な軍事攻撃を実施し、ニコラス・マドゥロ大統領とその妻を拘束したと、ドナルド・トランプ米大統領が自身のソーシャルメディアを通じて発表しました。トランプ氏は今回の作戦を「見事な作戦」と称賛し、マドゥロ大統領を国外へ連行したことを明らかにしました。これに対し、ベネズエラ大統領は全土に緊急事態を宣言しています。
この突然の作戦の背景には様々な憶測が飛び交っています。ベネズエラの野党関係者筋がスカイニュースに語ったところによると、この「捕獲」作戦は、マドゥロ大統領と米国との間の「交渉による退陣」の一環であり、大統領自身が事前に作戦を認識していた可能性も指摘されています。実際に、ベネズエラ軍による抵抗はほとんどなかったと報じられています。
また、作戦の直前にマドゥロ大統領が中国代表団と会談していたことから、米特殊部隊がその情報を利用し、大統領の現在地を特定したとの見方も出ています。米国の動機としては、世界最大の原油埋蔵量を誇るベネズエラの石油利権確保、中国やロシアとの関係遮断、さらにはマドゥロ大統領の麻薬関連の罪での訴追を目的としているとの分析もあります。今年のノーベル平和賞が、マドゥロ独裁に対する抵抗を続けていたマリア氏に授与されたことも、今回の動きと関連付けて語られています。
国際社会からは、この米国の行動に対し、強い懸念の声が上がっています。多くのSNSユーザーは、「国際法や法による支配が通用しない時代になった」と指摘し、ロシアのウクライナ侵攻や中国のアジアでの現状変更と並び、米国が南米で「力による現状変更」を行ったと批判しています。トランプ大統領の「戦争をしない」という過去の発言との矛盾を指摘する声や、「帝国主義的本質を剥き出しにした」との非難も聞かれます。ロシアは早くも今回の米国の行動を「侵略戦争」と非難しており、今後の国際情勢に与える影響は計り知れません。一部の専門家は、今回の事件が「パックスアメリカーナ(米国による平和)の終焉」を告げるものとなる可能性も指摘しています。
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