末松義規議員、原口氏の新党合流を強く否定 「中道改革連合」入党表明で政界再編に波紋
衆議院議員の末松義規氏(立憲民主党)が、原口一博衆議院議員が立ち上げた新党「ゆうこく連合」への合流を強く否定し、政界再編の動きに新たな波紋を広げている。
末松氏の事務所は1月20日、自身のX(旧ツイッター)アカウントを通じて、「末松義規がゆうこく連合に合流するという事実はございません」と公式に発表した。その上で、「既に中道改革連合に入党届けを提出し受理されております」と述べ、自身の所属先が別の政治団体であることを明確にした。さらに、原口一博氏の事務所には書面にて抗議を行ったことも明かされている。
この発表は、原口一博氏が同日に行った記者会見を受けてのものだった。原口氏は会見で「ゆうこく連合」の立ち上げを表明し、立憲民主党からの合流議員として自身と末松氏の2人でスタートすると発言。立憲民主党が公明党との連携を模索する動きを「暴挙」と強く批判し、「本当の意味で独立」した政党を目指すと訴えていた。しかし、末松氏の事務所による否定は、原口氏の主張と大きく食い違う形となった。
末松氏が合流を表明した「中道改革連合」は、立憲民主党内の多くの議員が参加を意図しているとされるグループであり、現職衆議院議員の大部分がここに加わる見込みだという。これにより、末松氏の政治活動の軸が「中道改革連合」にあることが改めて強調された。
末松氏を巡っては、過去の政治的スタンスについても関心が集まっている。憲法9条改正への反対、原発再稼働の不要論、安保法制の廃止主張、辺野古への基地移設反対など、護憲・リベラル寄りの姿勢を示してきた。また、2022年には台湾の独立について「支持しないと首相に言ってほしい」と発言し、在日台湾人団体から抗議を受ける一幕もあった。今回の混乱は、野党再編が進む中で、議員間の情報伝達の課題や、政治路線の複雑化を浮き彫りにしている。
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