名馬ダノンベルーガが引退、東京競馬場で乗馬へ ファンから惜別の声と第二の馬生に期待

2022年の共同通信杯を制し、クラシック戦線で活躍した名馬ダノンベルーガが、このほど現役を引退することが発表されました。今後は、中央競馬の聖地である東京競馬場で乗馬として第二の馬生を送ることになります。

ダノンベルーガは、3歳時に共同通信杯を無傷の2連勝で制し、続く皐月賞、そして東京優駿(日本ダービー)では1番人気に推されるなど、その素質は早くから高く評価されていました。特に、ダービーではイクイノックス、ドウデュースといった「最強世代」と称されるライバルたちと鎬を削り、その世代を代表する一頭として注目を集めました。海外でもドバイターフで2着、3着と好走し、国際舞台でもその実力を示しています。

しかし、ファンからは「G1を勝つ器だった」「本当に強い馬だったのに」と、あと一歩で大舞台の勝利を掴めなかったことへの惜別の声が多く寄せられています。SNS上では、デビュー前の怪我による右トモ(後肢)の不安や、距離適性(1800mがベストで2000mはやや長く、1600mでは決め手不足との見方)が、G1制覇を阻んだ要因ではないかという意見も散見されました。

また、多くのファンが「種牡馬入りを期待していた」と語る中で、乗馬となることへの驚きと寂しさも広がっています。しかし、「無事に引退してくれて嬉しい」「東京競馬場なら会いに行ける」といった、馬の未来を案じる温かいコメントも目立ちます。中には「ダノンベルーガがいなかったらこんなに競馬を見ていなかった」と、競馬の楽しさを教えてくれたことに感謝する声もあり、多くの人々に愛された馬であったことが伺えます。

先日のジャパンカップがラストランとなったダノンベルーガ。その雄姿をターフで見ることはもうできませんが、今後は東京競馬場で新たな役割を担います。ファンは、彼が新たな環境で穏やかな日々を送ることを願っています。

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