短期滞在の中国人2人、電車内スリ容疑で逮捕 繰り返される入国に批判の声
東京メトロ千代田線の車内で女性から財布を盗んだとして、中国籍の男2人が窃盗の疑いで逮捕されたことが、SNS上で大きな注目を集めている。
逮捕されたのは、住居・職業不詳の楊暁坤容疑者(39)と劉徳重容疑者(40)の2人。報道によると、両容疑者は東京メトロ千代田線の電車内で、女性の手提げバッグから現金約1万6000円などが入った財布を盗んだ疑いが持たれている。楊容疑者が実行役、劉容疑者が見張り役という役割分担で犯行に及んだとみられている。
特に問題視されているのは、両容疑者が短期滞在の資格で入国し、令和5年以降、実に16回も来日を繰り返していたという事実だ。SNS上では「永久に入国禁止にすべき」「日本で犯罪をするために渡航を繰り返しているのでは」「犯罪者が何十回も渡航できるのがおかしい」といった厳しい意見が相次いでいる。また、「日本の治安が悪くなっている一因は外国から犯罪者が来ているせい」との懸念も広がり、日本の入国管理体制の「ザルさ」を指摘する声も上がっている。
過去にも万博などの観光地で中国人による連続スリ事件が報道されており、こうした繰り返される短期滞在での来日と犯罪行為の関連性について、入国審査やビザ発給要件の厳格化を求める声が高まっている。また、一部のユーザーからは、このような短期滞在者の犯罪は、国会で発表される外国人犯罪者数にはカウントされにくい可能性があるとの指摘もあり、実態把握の難しさも浮き彫りになっている。
今回の事件は、訪日外国人観光客が増加する一方で、治安維持に対する新たな課題を浮き彫りにしている。市民は、電車内での手荷物管理や周囲への注意喚起を改めて促されており、今後の入国管理体制の見直しが喫緊の課題となっている。
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