「シェットランド」大波乱でWIN5が4.3億円超え！ 吉田隼人騎手はJRA通算1200勝達成

福島の大穴「シェットランド」が巻き起こした競馬界の衝撃

11月24日、福島競馬場で行われた奥羽ステークスで、単勝50.7倍の12番人気「シェットランド」が劇的な勝利を飾り、競馬界に大きな衝撃を与えました。この一戦が引き金となり、中央競馬の「WIN5」では1票のみが的中し、史上稀に見る4億3480万7940円という超高額配当が飛び出しました。

この日のWIN5は、対象となる5レース全てで1番人気馬が勝利しないという波乱の展開。特に福島11Rの「シェットランド」の勝利は、3レース目終了時点で3556票あった的中票数を、この1レースでわずか15票にまで激減させる決定打となりました。最終的に東京11Rを3番人気のパントルナイーフが制し、たった1人の億万長者が誕生したのです。

吉田隼人騎手、メモリアル勝利で1200勝の偉業

「シェットランド」の勝利は、WIN5の高額配当だけでなく、もう一つの大きなドラマを生み出しました。鞍上を務めた吉田隼人騎手は、この勝利をもってJRA通算1200勝を達成。史上34人目の快挙です。ファンからは「シェットランドちゃんも隼人さんおめでと🐴✨って言ってくれてる感じですよね🥹✨✨」といった祝福の声が多数寄せられ、吉田騎手の優しげな表情も相まって、感動的なメモリアル勝利となりました。この馬にとっては約1年半ぶりの勝利であり、吉田騎手にとっても特別な勝利となったことでしょう。

予想家も注目した「シェットランド」の可能性

多くのファンが驚いた「シェットランド」の勝利ですが、一部の競馬予想家や指数データからはそのポテンシャルが見抜かれていました。「福島11R 指数1位 シェットランド 12番人気🥇」と事前に推奨していた情報や、「シェットランド本命。持ちタイムとこの血統なら嫌いな隼人でも、いや隼人なら行くんじゃないかと思ったら1着できた」といった、騎手の手腕と血統への期待を込めた見解もSNS上で見られました。

この大波乱は、あらためて競馬の奥深さと、WIN5という馬券の持つ夢を多くの人々に知らしめる結果となりました。また、「シェットランド振興制度」といった、地域の馬産業や観光活性化を期待する声も聞かれ、今回の勝利が単なるレース結果に留まらない影響を与える可能性も秘めています。