カターレ富山、奇跡のJ2残留! 最終節で大逆転、高卒ルーキー亀田歩夢が値千金の決勝点
明治安田J2リーグ最終節の29日、カターレ富山がホームでブラウブリッツ秋田を4-1で破り、劇的なJ2残留を決めた。残留争いの渦中にいた富山は、厳しい条件を乗り越え、試合終盤のロスタイムに飛び出した高卒ルーキー亀田歩夢選手の決勝点により、奇跡の大逆転残留を果たした。
本拠地で開催されたJ2第38節ブラウブリッツ秋田戦は、富山にとってJ2残留を懸けた大一番となった。チームは53分に古川真人の先制点で均衡を破ると、60分には布施谷翔が追加点。さらに89分には椎名伸志が決め、3-1とリードを広げた。しかし、このままでは得失点差で競合する他チームを上回れない状況だった。
まさにその時、劇的な瞬間が訪れた。後半アディショナルタイムの90+3分、高卒ルーキーの亀田歩夢選手が起死回生となる4点目のゴールを叩き込んだ。このゴールが得失点差でロアッソ熊本を上回り、富山のJ2残留を決定づけるものとなった。会場に駆けつけた9191人のサポーターは熱狂に包まれ、選手たちと共に歓喜の瞬間を分かち合った。
SNS上では「感動した。今年の間違いなくベストバウト」「奇跡の目撃者」「残り3節くらいでもうかなり厳しかったのに」といった声が相次ぎ、この劇的な展開に多くのファンが酔いしれた。特に決勝点を挙げた亀田選手に対しては、「値千金のゴーーール」「富山の英雄」「高卒1年目でこれは、、、やばい」と称賛の声が多数寄せられている。P.S.T.C. LONDRINA JY出身の亀田選手は、昨年もJ2昇格決定弾を決めており、2年連続でチームを救うドラマティックなゴールを決めたことも話題となっている。
一方、この結果によりロアッソ熊本はJ3降格の憂き目に遭うこととなった。カターレ富山は、昨年のJ2昇格時も得失点差でギリギリの残留を勝ち取っており、「粘り強い」「ドラマ力がある」とその勝負強さを見せつけた。この奇跡の残留劇は、今後のJリーグ史にも語り継がれることだろう。
来シーズンに向けて、富山県内だけでなく、サッカーファン全体がカターレ富山の更なる活躍に期待を寄せている。特に北陸ダービー(ツエーゲン金沢)や日本海ダービー(新潟)の実現を望む声も上がっており、J2リーグでの熱い戦いが再び繰り広げられることに注目が集まる。
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