ジャパンカップ衝撃！アドマイヤテラ、落馬も「空馬の優勝」で伝説に

2025年11月30日に開催されたジャパンカップで、レース開始直後にまさかの事態が発生した。注目の出走馬であるアドマイヤテラが、鞍上の川田将雅騎手を落とし、空馬となってレースを続行。しかし、その後の驚異的な走りが多くの観客と競馬ファンを熱狂させた。

スタート直後に川田騎手が落馬し、競走中止となったアドマイヤテラ。通常であればそのまま隊列から外れてしまうことが多い中、アドマイヤテラは自らの意志で馬群に加わり、驚くべきことに、最終的には正規の勝ち馬とされるカランダガンよりも先にゴール板を駆け抜けた。そのあまりのスピードと賢さに、「空馬が実質1着」「レコードタイムを更新した世界最強馬」といった声がSNS上で飛び交い、瞬く間にトレンドワードとなった。

多くのファンが「アドマイヤテラ、どんだけ調教頑張ったんだよ」「完璧なレース運びで勝ち馬より先にゴール板を抜けた」「中盤からの位置取りがあまりにも上手く、最後の仕掛けも最高で、とてつもなく賢い馬」と称賛。騎手を乗せない軽量ハンデはあったものの、その勝負根性とレース理解力には感嘆の声が上がった。

一方、このレースでは落馬が相次ぎ、戸崎圭太騎手（3着ダノンデサイル）がゴール後に落馬し、後検量が省略されるなど、複数騎手の負傷が報じられた。川田騎手やルメール騎手は無事と伝えられたが、戸崎騎手の怪我の程度には多くのファンが心配の声を寄せている。

過去には天皇賞（春）でシルヴァーソニックが空馬で好走した例もあり、アドマイヤテラもその「賢い空馬」としての伝説に名を刻んだ形だ。今回の出来事は記録上は残らないものの、アドマイヤテラが示した並々ならぬ能力と精神力は、多くの人々の記憶に深く刻まれることだろう。次走以降、騎手と共にどのような走りを見せてくれるのか、その活躍に大きな期待が集まっている。