タイトー、幻のクレーンゲーム「クラウン602」情報募集 「当社の技術の原点」に10万円の懸賞金

ゲームメーカーのタイトーが、今から約60年前に発表されたとされる幻のクレーンゲーム機「クラウン602」に関する情報提供を呼びかけています。同社は、この機種を「当社の技術の原点」と位置づけており、最も有力な情報提供者には10万円の懸賞金を贈呈すると発表しました。

「クラウン602」は、同社の創業期に開発されたとされる歴史的なゲーム機ですが、現時点では外観写真や設計図の一部が残るのみで、実物の存在は確認されていません。タイトーは、この失われた「原点」を発見し、同社の技術史における重要な資料として保存・研究を進めたい意向です。

この情報提供の呼びかけは、SNS上でも大きな反響を呼んでいます。X(旧Twitter)では、「出てきてほしいな」「昔デパートの屋上や遊園地、旅館のゲームコーナーでよく見た記憶がある」といった懐かしむ声や、発見への期待を寄せるコメントが多数投稿されています。また、「景品に女性用下着が入っていた」「レトロ自販機が並ぶドライブインにあった」など、当時の具体的な設置場所や景品に関する記憶を共有するユーザーも見られ、レトロゲーム文化への関心の高さがうかがえます。

クレーンゲームは、現在もゲームセンターの定番として老若男女に親しまれていますが、その歴史を紐解く上で、初期の機種がどのようなものであったかを知ることは極めて重要です。タイトーは、今回の呼びかけを通じて、日本のアーケードゲーム史における貴重な遺産が再び日の目を見ることを期待しています。

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