沖縄本島広範囲で断水、正午から17市町村に影響 大規模漏水で復旧は25日以降

2025年11月24日、沖縄本島において大規模な断水が発生しています。沖縄県企業局は同日午前、緊急記者会見を開き、正午以降に本島内の広範囲で断水が開始されると発表しました。

断水の原因は、沖縄本島北部の大宜味村を通る導水管の破裂による大規模な漏水です。この導水管は沖縄復帰前の1967年に埋設されたもので、約60年が経過していることが指摘されており、老朽化が影響した可能性も考えられます。

断水の影響を受けるのは、11市町村の全域と6市村の一部を含む計17市町村に及びます。具体的には、糸満市、豊見城市、南城市、うるま市、八重瀬町、南風原町、与那原町、西原町、嘉手納町、読谷村、金武町などで全域断水となり、那覇市や恩納村などでは一部地域で断水が見込まれています。

県企業局によると、断水は漏水箇所を修復し、別の導水管への代替ルートを確保するための措置であり、復旧は早くても25日以降となる見込みです。住民からは、生活への影響を懸念する声が多数上がっており、「病院はどうなるのか」「風呂や食事ができない」「仕事終わりにシャワーも浴びられない」といった不安の声が聞かれます。また、インフラ整備の遅れに対する批判や、税金の使途、県政の責任を問う意見も一部で出ています。

県は、復旧までの間、住民に対し節水を呼びかけています。浴槽に水をためるなどの対策が推奨されており、詳細な情報については沖縄県企業局や各自治体の発表に注意するよう呼びかけられています。

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