足立区で相次ぐ悲劇:ひき逃げ12人死傷、歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんも火災で逝去
足立区で相次ぐ悲劇:ひき逃げ12人死傷、歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんも火災で逝去
東京・足立区では24日、痛ましい事件と事故が相次ぎ、地域に大きな衝撃を与えています。午後には梅島で乗用車によるひき逃げ事件が発生し、80代男性1人が死亡、10人以上が負傷しました。また、未明には製菓工場兼住宅で火災が発生し、歌舞伎俳優の四代目・片岡亀蔵さん(64)が亡くなるという悲報が伝えられました。
梅島でひき逃げ事件、12人死傷
24日午後0時半ごろ、足立区梅島の国道4号で、乗用車が歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねるという無差別ともとれるひき逃げ事件が発生しました。この事故で、80代の男性1人が死亡し、20代の女性1人が意識不明の重体となるなど、合わせて12人から13人が死傷しました。
運転手は事故現場から逃走しましたが、警視庁は事件に関与したとみられる男の身柄を確保しました。この男は、事件前に近くの自動車販売店から展示車両(トヨタ・クラウンとみられる)を盗んだ疑いが持たれており、警察はひき逃げ事件との関連を詳しく調べています。SNS上では、この悪質な犯行に対し「死刑でいい」「殺人罪を適用してほしい」など、厳罰を求める声が多数上がっています。
歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんが火災で逝去
同日未明には、足立区内の製菓工場兼住宅で火災が発生し、男性2人が病院に搬送されました。この火災により、歌舞伎俳優の四代目・片岡亀蔵さん(64)の死亡が確認されました。亀蔵さんは、古典歌舞伎から現代劇まで幅広く活躍し、歌舞伎界の重鎮として多くのファンに愛されていました。知人で住人の男性は負傷しましたが、意識はあるとのことです。
短期間に相次いで発生した二つの悲劇は、足立区の住民に深い悲しみと不安をもたらしています。警察はひき逃げ事件の全容解明と、火災の詳細な原因究明を急いでいます。
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