栃木県北部でM4.7の地震、震度4を観測 短時間にM3.7の地震も連続発生

2025年10月26日正午過ぎ、栃木県北部を震源とする地震が短時間のうちに2度発生しました。最初の地震はマグニチュード(M)4.7、最大震度4を観測し、関東地方を中心に広範囲で揺れを感じました。

気象庁の発表によると、最初の地震は同日12時04分頃に発生。震源は栃木県北部、深さ約10kmと非常に浅く、地震の規模はM4.7と推定されています。この地震で、栃木県日光市足尾町中才および同市足尾町通洞で震度4を観測しました。その他、栃木県足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、高根沢町、群馬県前橋市、桐生市、沼田市、館林市、渋川市、邑楽町、埼玉県さいたま市、行田市、鴻巣市、久喜市、東京都足立区、神奈川県横浜市などで震度1~3の揺れが観測され、関東地方の広範囲に加え、東北、中部地方でも揺れを感じたとの報告がありました。

そのわずか3分後の12時07分頃には、再び栃木県南部を震源とするM3.7の地震が発生。こちらも深さ約10kmで、日光市で震度3を観測しました。

震源地である栃木県北部から群馬県境付近は、普段から微小地震が頻発するエリアとして知られています。一部からは、M4.7の地震の震源の南には活断層が存在し、草津白根山や中禅寺湖・男体山も近くに位置していることから、今後の活動に注意を促す声も上がっています。揺れを経験した人々からは、「突然『ドーン!!』と来るタイプの地震だった」「東京でもかなり強く揺れた」といった体感も寄せられました。

気象庁は、この一連の地震による津波の心配はないとしています。しかし、震源が浅く連続して発生していることから、引き続き今後の余震活動や地震情報への注意が呼びかけられています。

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