Cygames、「ウマ娘」フラスタ問題で異例の返金代行を発表 – 株式会社フラスタは返金困難か
人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の運営元である株式会社Cygamesは、先日の「6th EVENT The New Frontier」秋公演におけるフラワースタンド設置の不備とそれに伴う返金トラブルに対し、株式会社フラスタに代わりCygamesが返金対応を代行することを発表しました。発注元である株式会社フラスタが返金困難な状況にあると確認されたため、ユーザーへの影響を最小限に抑えるための異例の措置となります。
この問題は、イベント会場に設置される予定だったフラワースタンドが、株式会社フラスタの不手際により準備されなかったり、適切に設置されなかったりしたことで発生。フラワースタンドを企画・発注したファンからは、株式会社フラスタへの強い不満と返金を求める声が上がっていました。株式会社フラスタは、同様の問題を「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のイベントでも起こしており、両運営会社との間で協議が続けられていました。
Cygamesは、当初株式会社フラスタと返金対応について協議を重ねていましたが、同社が「返金困難な状況にある」と判断。これにより、ユーザーが直接的な被害を受けることを避けるため、Cygamesが自ら返金対応に乗り出すことを決定しました。これは、本来の契約関係を超えてユーザーの信頼を守るための、極めて迅速かつ手厚い対応として評価されています。
このCygamesの発表に対し、SNS上では多くのファンから感謝と称賛の声が上がっています。「Cygamesは被害者であるにもかかわらず代位弁済に踏み切った」といったコメントが多数寄せられ、企業としての誠実な姿勢が強く支持されています。一方で、問題を引き起こした株式会社フラスタとその親会社とされる株式会社八咫烏に対しては、「無責任な企業」「二度とエンターテインメント業界で再起させないべき」といった厳しい批判が集中しています。一部からは、株式会社フラスタが「全額返還すると発表しながら踏み倒した」という指摘や、「しれっと営業再開している」という情報も飛び交っており、今後の動向が注目されます。
この一連の騒動は、イベント運営における外部委託の重要性と、万が一の事態に対する主催者側の責任の重さを改めて浮き彫りにしました。Cygamesの迅速な対応は、エンターテインメント業界における模範的な危機管理として記憶されることでしょう。
コメント
コメントを投稿