牧島かれん氏、自民党研修会で「礼賛コメント例」提示か 小泉進次郎氏も同席、ステマ疑惑に新展開

自民党の牧島かれん議員に対するステルスマーケティング(ステマ)疑惑が新たな局面を迎えている。複数のメディア報道やSNS上の情報によると、今年3月頃に開催された自民党の研修会において、当時党広報本部ネットメディア局長を務めていた牧島氏が、SNSでの「礼賛コメント例」を提示していたことが発覚した。この研修会には、現在自民党総裁選の候補者である小泉進次郎氏や、小渕優子氏も同席していたとされる。

「週刊文春」などが報じたところによると、牧島氏は研修会で選挙運動におけるSNS活用法について講演。その際に、パワーポイントで作成された資料を配布し、特定の候補者を礼賛するような具体的なコメント例が示されたという。資料の表紙には、作成者として「党広報本部ネットメディア局長 牧島かれん」の文字が明記されていたと報じられている。

提示されたとされるコメント例には、「永田町を改革してほしい!」「昔から人望の厚い人でした」といった内容が含まれており、SNS上では牧島氏が「ステマ常習犯」ではないかとの指摘が広がっている。この疑惑は、特に小泉進次郎氏がこれまでのステマ疑惑について「知らなかった」と説明していたこととの間に矛盾が生じるとされ、厳しい追及の声が上がっている。小泉氏が自らが出席した研修会で、自身の選対幹部である牧島氏が礼賛コメント例を提示していたことを「知らなかった」と釈明することの整合性が問われている形だ。

この問題は、個人の疑惑に留まらず、自民党全体の組織的な問題として認識され始めている。デジタル大臣経験者である牧島氏が、SNSの健全な利用を促すべき立場にありながら、礼賛コメントの提示に関わっていたとされる点や、ネット規制を議論する政党内でこのような行為が行われていたことに対し、「ネット無法地帯」「嘘つき政党」といった厳しい批判が噴出している。

自民党総裁選の最中に明らかになった今回の新展開は、候補者間の競争にも大きな影響を与える可能性がある。国民からの信頼を失墜させかねない今回の疑惑に対し、自民党としての説明責任や、関与した議員への対応が今後強く求められることになるだろう。SNS上では「これが自民党の体質か」「嘘つきが次の総理大臣とか終わり」といった怒りの声が多数投稿されており、今後の展開が注目される。

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