大谷翔平、ワールドシリーズ初本塁打もドジャースは大量リード許す ブルージェイズが猛攻で初戦制す

メジャーリーグの頂点を決めるワールドシリーズ第1戦が開催され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がワールドシリーズ初となる2ランホームランを放った。しかし、チームはトロント・ブルージェイズに大量リードを許す苦しい展開となり、初戦を落とした。

大谷選手は、7回に9点差を追う劣勢の中で、打席に入ると見事な本塁打を放ち、ポストシーズン通算6号、ワールドシリーズでは6戦目にして初のアーチを刻んだ。その打席は「笑顔なき意地の一打」と報じられ、チームを鼓舞する明るい材料となった。SNS上でも「大谷ホームラン」がトレンド入りし、その驚異的な打棒に称賛の声が上がった。

一方、試合はブルージェイズが主導権を握り続けた。特に6回には、ブルージェイズ打線が爆発し、一挙9得点を挙げる猛攻で大量リードを奪った。救援陣が炎上し、WS史上初となる代打満塁弾も飛び出すなど、ドジャース投手陣は打ち込まれた。ブルージェイズのベンチの雰囲気は終始良好で、各選手の打席での粘り強さが際立ったと評されている。

ドジャースは大量リードを許す「馬鹿試合」となったが、まだワールドシリーズは始まったばかり。大谷選手の意地の一発をきっかけに、チームが巻き返すことができるか、今後の戦いに注目が集まる。