阪神・岩貞、日本シリーズで痛恨被弾＆アクシデント降板 投手陣崩壊で猛虎まさかの大敗

日本シリーズ第2戦、福岡PayPayドームで行われたソフトバンクホークス対阪神タイガースの一戦は、阪神にとって悪夢のような展開となった。特にマウンドに上がった左腕・岩貞祐太投手が、ホークスの主砲・山川穂高選手に痛恨の3ランホームランを浴び、さらに打球直撃による負傷で緊急降板する事態に見舞われた。

先発のデュプランティエ投手がまさかの大量失点でマウンドを降りた2回、ピンチの場面で救援に立った岩貞投手は、ソフトバンク山川選手のスライダーを捉えられ、左中間スタンドへ運ばれる日本シリーズ第1号となる3ランを献上。この一発でソフトバンクは2回に大量9得点を挙げ、試合の主導権を完全に握った。

さらに追い打ちをかけるように、岩貞投手は登板中に打球を肩に受け、そのままマウンドを降りるアクシデントが発生。SNS上では「岩貞は大丈夫なのか」「怪我してませんように」といった、投手の安否を気遣う声が多数寄せられた。一方で、先発のデュプランティエ投手を含め、序盤での投手陣の崩壊には「デュープと岩貞の記憶を消したい」「岩貞はいつになったら止めれる。ちょっと良かったと思ったらこれ…」といった厳しい意見や、采配への疑問の声も散見された。

この試合、阪神はデュプランティエ投手と岩貞投手で計9失点を喫し、シリーズの流れを大きく左右しかねない大敗を喫した。しかし、その後を継いだ伊原投手やドリス投手は粘りの投球を見せ、これ以上の失点は防いだ形だ。ファンからは「甲子園から仕切り直し」「しっかり切り替えていくべ」と、本拠地・甲子園球場での巻き返しを期待する声が上がっている。岩貞投手の負傷の程度が懸念される中、阪神タイガースは次戦での立て直しが急務となる。