「力合わせるの当たり前」高市氏発言、保守勢力連携にXユーザー沸騰
自民党総裁選への出馬も視野に入れる高市早苗前経済安全保障相が、参政党および日本保守党との政策協議に前向きな姿勢を示したことが、SNSのX(旧Twitter)上で大きな波紋を広げています。
高市氏はフジテレビの番組に出演した際、参政党との連携について問われ、「自民党として実現したい政策については、力合わせるのが当たり前だ」と明言。さらに、「この政策だったら一緒にやれる、ということを協力していくのは、立法府としての全体の責任だ」と述べ、日本保守党を含む他党との政策協議に意欲を示しました。一方で、「どこの政党と連立を組むと決め打ちして申し上げるのは、絶対に失礼なことだ」とも付け加え、特定の政党との連立を断定する発言は避ける姿勢を見せました。
この発言に対し、Xでは賛否両論が巻き起こっています。肯定的な意見としては、「国益に繋がる政策があれば協議するのは当然」「公明党との連立よりも、より保守的な政党との連携を望む」といった声が上がっています。また、「自民党が日本人ファーストの参政党に大敗した現実を認め、移民停止に舵を切るのが自民党再生コースだ」と、自民党の現状に警鐘を鳴らし、高市氏の姿勢を評価する向きも見られます。一部には、参政党と保守党、そして自民党の一部勢力が合同すれば「2000万人を下らない支持者を持つ」と、保守勢力の結集に期待を寄せる声もありました。
しかし、否定的な反応も多数寄せられています。参政党や日本保守党といった特定の政党との連携に難色を示すユーザーからは、「もう隠さなくてもいい世の中になってしまったのか」「よりにもよって、この2党…」といった困惑の声や、「地獄絵図」「高市、アホ丸出しw」など厳しい批判が噴出しました。特に、参政党や保守党の政策や言動に対して「情弱商売」「ルッキズムで他人の人格すら否定する保守党と、日本人ファーストを口にしながら実際は口だけ番長の参政党」と批判し、これらとの連携が「暗愚政治になるだろう」と懸念する意見もありました。「シカと外国人不起訴」デマ発言など、過去の高市氏の言動と絡めて「本性現してきた」とする見方や、自民党内での党内分裂への懸念を示す声も見受けられました。
高市氏のこの発言は、次期総裁選の行方だけでなく、今後の日本の政界における保守勢力の再編に影響を与える可能性も指摘されており、引き続き注目が集まるとみられます。
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