劣勢を熱狂に変える!プロ野球応援「チャンテメドレー」がSNSで賛否
プロ野球界で異彩を放つ応援スタイル「チャンテメドレー」が、X(旧Twitter)でトレンドワードとして浮上し、ファンの間で大きな話題を呼んでいます。特に西武ライオンズの試合で多く見られ、「まけほ」(負け試合)にもかかわらず、スタジアムを熱狂の渦に巻き込むその光景は、感動と共感を呼ぶ一方で、一部からは賛否の声も上がっています。
多くのファンは、9回裏などの劣勢の場面や、対戦相手の優勝決定戦という悔しい状況で繰り広げられる「チャンテメドレー」を「楽しかった」「痺れた」「かっこよかった」「魂を感じた」と絶賛。中には「ヤケクソチャンテメドレー」と自虐的に表現しながらも、その盛り上がりに「テンションがアガる」と語る声も多数ありました。現地観戦者からは「泣きながら全力でやった」「ストレス発散!」といった熱いコメントが寄せられ、敗戦の悔しさの中でもファンが一丸となって選手を鼓舞する姿が浮かび上がります。
また、西武の応援団がチャンステーマ4にセデーニョ選手のフルネームを無理やりねじ込んだというユニークなエピソードも紹介され、ファンの間で笑いを誘いました。
一方で、このような応援スタイルに対し疑問を呈する声も存在します。「チャンスでもないのにチャンテメドレーとは何?」「選手に対する侮辱にならないか?」といった意見や、「ヤケクソチャンテメドレーをやるなら、普段からチャンテを出し惜しみしないでほしい」という応援団への注文も見られました。
「チャンテメドレー」は西武ライオンズに限らず、広島カープや北海道日本ハムファイターズなど、他の球団でも同様の光景が見られたことが報告されており、プロ野球の応援文化の一つの形として広がりを見せています。
試合の結果にかかわらず、最後までチームを信じ、声を枯らして応援するファンの情熱が凝縮された「チャンテメドレー」。その是非は問われるものの、プロ野球が持つドラマ性と、それを支えるファンの熱い思いを象徴する現象として、今後も注目を集めそうです。
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