橋本五郎氏、自民党総裁選討論会で「鋭すぎる質問」にSNS沸騰 小泉氏カンペ、茂木氏「無理してる」と辛口評価

自民党総裁選が白熱する中、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が、討論会での質問でその存在感を際立たせ、SNS上で大きな反響を呼んでいます。候補者たちへの核心を突く質問は、「MVP」「刺さりすぎ」と評され、多くの視聴者の心を掴みました。

特に注目を集めたのは、小泉進次郎氏に対する「カンペ多用」への指摘です。「まだ44歳。慎重過ぎてどうするの」と問い詰めた橋本氏に対し、小泉氏は「自分なりに手を入れ、何度も推敲している」と反論しました。しかし、SNSでは「カンペがないと喋られない」「誰かが作った作文」といった辛辣なコメントが相次ぎ、「神輿だから」と揶揄する声も聞かれました。一部では、橋本氏の質問中にテレビがCMに切り替わったことを指摘する投稿も見られました。

また、茂木敏充氏が披露したこども食堂訪問のエピソードに対しても、橋本氏は「なんか、無理してるなって」と率直な感想を述べ、その独自の視点が話題となりました。

高市早苗氏が言及した「外国観光客による奈良の鹿の虐待」についても、橋本氏は「根拠はどういうところか。動画は流されているようだが、その根拠はあったのか」と具体的に質問し、ジャーナリストとしての検証姿勢を示しました。これに対し、一部のユーザーからは「ジャーナリストなら自分で奈良公園に行って確かめてみろ」という意見も上がっています。

討論会全体が「低調」と評される中で、橋本氏の質問は、候補者の本質や資質を浮き彫りにし、有権者に深く考える機会を提供したとの声が多く寄せられました。秋田出身である橋本氏の、時に「嫌味」ともとれるが「飄々としていて角が立たない」質問スタイルは、多くのメディア関係者からも「他の大手マスメディアはプロレスと割り切っているのか、橋本さんのような質問をしない」と、その独自性が評価されています。

長年、政治報道に携わる読売新聞の論客として知られる橋本氏は、かつては日本テレビの番組でも活躍。その知見は著書『新聞の力 新聞で世界が見える』にもまとめられており、今回の総裁選討論会での活躍は、改めてそのジャーナリズム精神と洞察力の深さを印象付けました。

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